納入事例|微生物連続培養装置

納入:微生物研究受託開発企業 様
用途:微生物の連続培養
型式:微生物連続培養装置

 

微生物を連続して培養したい

微生物活用による廃棄物の分解処理機構の研究受託開発企業様より、

「微生物を連続培養を様々な条件でテストしたい」とご相談頂きました。

 

ご依頼頂いた企業様は微生物を活用する取り組みに対して、様々な企業から受託研究を行い微生物を活用してグリストラップ内の油分の分解など、産業廃棄物を削減させるような装置を開発されています。

今回のお引き合いではテスト機としてとにかく自由度を高くしたいとのご希望を頂きました。

様々な条件下でのテストが必要になる為、ご希望に沿ったプログラムを設計し、ユニットでのご提案、設計致しました。

主に以下の条件をクリアする必要がありました。

・5種の異なる流体を設定した任意の流量(小流量)で移送できる

・温度、pH、濁度等の常時監視

・微生物は低温保存が必要

・培養槽(特殊形状)の製作

・この全てがひとまとめに移動できる(ユニット化)

・屋外仕様

お客様とも打ち合わせを重ね、構想から1年で無事納入致しました。

 

扱いやすいユニットに

ご要望のあった仕様を満たすことはもちろんですが、ご意見を頂きながら納入後運用しやすいように各機器に以下のような工夫を施しました。

・特注の培養槽の取り外しを容易にする設計

・培養槽の出入り口数や形状を将来的に使うことを想定し設置

・装置全体のサイズ感を最小にとどめるような内部の収納構造

・手押し以外でも釣り上げ可能にし、転倒防止足を装備

・メンテナンスが容易になるように大型の扉で開口を広くする・・・etc

 

「直感的で使いやすい!」

 

現地にて試運転を実施致しましたが、オーダーメイドでプログラムした流量調整設定やフロー調整ソフトは「タッチパネルでの操作が直感的に触れて使いやすい!」とお声を頂きました。

また、躯体や各機器のハード面でも特注容器内の配管や、ユニット底面への将来的に使い勝手のいい穴加工など、綿密にヒアリングを繰り返した事でお客様のやりたい事を理解しているからこその提案が評価して頂けました。

本事例のように、流体制御でやりたい事を投げて頂ければ、それを弊社一社完結でユニット化、装置化する事を得意としています。

こんなことできないかな?と思ったらエイチツーまでご相談下さい。

以下は試運転時の動画ですが装置全体がわかりやすいかと思いますので是非ご覧ください。

 

【お問い合わせはコチラ】

Copyright(c) 2024 株式会社エイチツー All Rights Reserved.