納入事例|内部腐食試験装置
納入:北関東部品工場 様
用途:製品試作の内部腐食を調査する為の装置
製品の耐食性を調べる為の循環装置を開発
弊社メールマガジンの購読者様より、「エイチツーならこんな装置が作れるのでは?」と引き合い頂きました。
高温の腐食性液体(強酸性)を循環運転させ、途中で繋いだ製品の内部腐食具合を検査する、という装置でした。
制御としては昇温機能(指定温度で停止・キープ)と液面制御、またサイクル運転(8時間:1サイクルカウントなど)を任意設定できるような制御も必要となり、またそれらをコンパクトに台車に収める装置を提案・ご採用頂きました。
高温かつステンレスNGの為、内面ライニング処理
タンク等はSUSで構成しましたが、SUSを腐食させるため、内面ライニング処理を施し、耐食性を確保しました。
また、接液するその他部材はチタンや耐熱樹脂で構成しました。
サイクルカウンタ・運転タイマーなど全てタッチパネルで設定
内部腐食の試験は各メーカーで規定や要求仕様が違う、との事で、
何時間を1サイクルとするか、という事まで設定できるようタッチパネルを設計しました。
水位や水温、流量も常時監視・設定できるようにし、流量はインバーターにてフィードバック制御できるようになっています。
耐食性が求められる特注装置はエイチツーへお任せ下さい。
本件のように、耐食性と耐熱性が要求される装置はエイチツーの最も得意とするセグメントです。
是非、「こんなこと出来ないか?」「自動化したい」などお気軽にご相談下さい。
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