ダイヤフラム式脈動減衰器 PMZシリーズ

ポンプの脈動を抑えて振動を抑制

脈動減衰器

脈動減衰器PMZシリーズは、エアダイヤフラムポンプなどの二次側に設置するだけでほぼ無脈動に。電気などの動力を使用しない為、容易に設置可能です。


>脈動減衰器 PMZシリーズ特徴

脈動によるトラブルを防止します。具体的には【振動が発生して配管や接合部へ影響】【オーバーフィード現象の発生】【流量計の精度が出ない】などの現象を軽減させることが出来ます。ポンプによる移送がプロセスを担う場合、間欠吐出による製品不良も軽減します。

選べる材質・口径も豊富にラインナップしています。

配管振動を抑制する

  • 脈動による配管振動が抑制され、接合部への影響やボルトナットの緩みが軽減します。

オーバーフィード現象の防止

  • ポンプの慣性により、性能より多くの流量が出てしまう「オーバーフィード現象」を防止します。

流量計精度の改善

  • 流量計による吐出量制御は脈動があると誤差が生じます。正しく計測されない問題を改善します。

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脈動減衰器PMZシリーズ 仕様・ラインナップ

型式口径材質高さ(H)mm直径(D)mm容量(L)mm
PMZ-035P15APP2351420.35
PMZ-035SSUS304
PMZ-035KPVDF
PMZ-060P20APP2501740.6
PMZ-060SSUS304
PMZ-060KPVDF
PMZ-100P25APP3102101.0
PMZ-100SSUS304
PMZ-100KPVDF
PMZ-200P32APP3302802.0
PMZ-200SSUS304
PMZ-200KPVDF
PMZ-400P40/50APP3703064.0
PMZ-400SSUS304
PMZ-400K40APVDF

※ PMZ-400P/400Sに限り、口径の指示をお願いします。

脈動減衰器 設置例

脈動減衰器 調整方法

  • 「圧力調整弁」を全開の状態で「FRLユニット」で、ポンプ吐出量を調整する。
  • 「二次側圧力計」の値を確認しながら、「圧力調整弁」により、背圧をかける。
  • ポンプの吐出量が低い場合は、供給エア圧力を上げて、要求量を確保する。
  • 二次側圧力×0.7の値を目安に、脈動減衰器のエア圧力を調整する。
    ※「二次側圧力計」の設置が無い場合は、「FRLユニット」の運転中の供給エア圧を目安にする。
  • 「脈動減衰器」「圧力調整弁」「FRL」の3点を調整しながら、要求流量を満たしながら、脈動が収まるポイントを調整する。

よくあるご質問

他社製のポンプでも使用可能ですか?

基本的には可能です。既存のポンプ口径を目安に、それより大きな口径で選定下さい。

どれくらい脈動が減少しますか?

お客様の現場環境によりますので、一度デモ機でお試しいただく事を推奨しております。

脈動減衰器を設置することにより、吐出量に変動はありますか?

圧力をかけ脈動を無くしますので、圧力が高くなり、結果流量変化がある場合があります。

納期はどれくらいですか?

脈動減衰器PMZシリーズは標準1カ月程度です。納期短縮も可能です。

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