ショートケーキで魚が釣れるか
From:長谷
先日、新潟に出張した際、せっかくなので日本海でも拝もうと思い足を運びました。
エイチツーは愛知県の会社なので、太平洋は慣れていますが、日本海はやっぱり独特の雰囲気があるなあと感じます。
そこで釣りをしている初老の方に突然声をかけられました。
「兄ちゃんどこから来た?」「仕事はなんだ?」などの世間話をしばし交わした後「兄ちゃん、釣りでもしていかんかね」ということになり、隣に座り、二人でしばらく釣り糸を垂らし、初めて会ったにも関わらず色々な話をしました。(以下、初老の方をTさんとします)
釣れまくるTさん、全然釣れない長谷
元々あまり釣りをしない長谷ですが、それにしても釣りまくるTさん。淡々と釣り上げ、Tさんのバケツの中はすぐに魚で一杯になってしまいました。
「なんでそんなに釣れるんですか?」と聞くと、
Tさんは待ってましたとばかりに、ニヤニヤ顔をして
「ショートケーキで魚は釣れんぞ~~」
???どういう意味???
「長谷ちゃんの【こうすれば魚は釣れるだろう】という思いと、
魚の【これが食べたいな~】は、全然違うっていうことだよ」
Tさん曰く、あなたの気持ちなんか、全然どうでもよくて、魚の気持ちになって、天候・満ち引き・季節を考えて釣り方を変えるんだとのこと。。。
ポンプメーカーとして、ユーザーのことをどこまで考えれるか
新潟の帰り道、Tさんの言葉を思い返し、自分の仕事を振り返りました。
特にエイチツーが得意としている装置物でよくあることですが、
「そんなに高級な仕様では無く、もっと簡潔に、使い勝手の良い物」をユーザー様が求めていることがよくあります。
いろいろな機能を付けても、使いこなせず結局はトラブルのリスクを増やすだけという要素は、エンジニアリング会社であるエイチツーが最も嫌う部分です。
メーカー本位では無く、お客様の「これこれ!こういうのが欲しかったんだよ!」と、もっと言って頂けるように、精進したいと思います。
お客さんが欲しい物がショートケーキなのか、チーズケーキなのか見極められる営業でありたいものです。
「お客さんがやりたいことを実現」
納入事例はコチラ:https://www.eichitwo.com/?page_id=2238